Lenovoのネットブック Ideapad S10eは、搭載されているHDDの論理パーティションにリカバリ領域(いわゆるDisk To Disk領域)が組み込まれています。起動時に F11キー を押すことでリカバリを行うことが出来ます。ところが、これのバックアップメディア(DVD等)は標準で用意されておりません。別途7350円で購入することは出来ますが、ちょっと高いです・・・。
そこで、バックアップソフトを使用してリカバリメディアを作成してみました。リカバリメディアとしては、
- CD-RおよびDVD-Rの場合(併用)
- USBメモリの場合
の2ケースやってみました。S10eには光学ドライブは搭載されていませんし、外付けドライブも別途購入しなくてはいけませんので、USBメモリ版を作る方が良いのでしょうね。
§00 事前に用意するもの
- 空のCD-Rメディア ×1枚
- 空のDVD-Rメディア ×1枚
- 4GBのUSBメモリ ×1個
- Acronis True Image 11 Home トライアル版
バックアップソフトは、Acronis True Image 11 Homeのトライアル版を使用します。トライアル版は15日間だけ全機能を使用することが出来ます。また、ブータブルメディアビルダーで起動可能なメディアを作成できます。トライアル版で作成したブータブルメディアでは新たなバックアップは出来ませんが、復元することは可能です。今回は、リカバリつまり復元することが目的なのでトライアル版で十分使えることになります。
§01 Acronis True Image 11 Home トライアル版のインストール
省略します。普通のインストーラなので間違うことはないでしょう。
§02 リカバリ領域(Disk To Disk領域)のバックアップ
Acronis True Image Home(以下True Image)を起動します。
試用版であることの確認画面が出ます。インストールした日から15日は使えます。「試用」をクリック。
(タイトルバーにアイコンが並んでますが、これは Asrock=Launcher 2nd というランチャーソフトです。画面が狭いのでこういうのをいれてあります。念のため。)
メイン画面です。「バックアップと復元」をクリック。
「バックアップ」をクリック。
バックアップの作成ウィザードが始まります。「次へ」をクリック。
「コンピュータのバックアップ」を選択して「次へ」をクリック。
「ディスクまたはパーティション」を選択して「次へ」をクリック。
内蔵ハードディスクは「ディスク1」です。SERVICEV002というパーティションがリカバリ領域になります。SERVICEV002のみにチェックを入れて、「次へ」をクリック。
「OK」をクリック。
バックアップアーカイブを保存する任意のフォルダを選択します。また、適当なファイル名をつけて下さい。この例では S10e_Recovery.tib としました。
「次へ」をクリック。
「完全バックアップ」を選択して、「次へ」をクリック。
「デフォルトのオプションを使用する」を選択して、「次へ」をクリック。
※オプションを手動で設定することも出来ますが、デフォルトのままで特に問題ありませんでした。また、オプションではバックアップアーカイブの圧縮率を変更することも出来ますが、リカバリ領域がすでになんらかの圧縮ファイルとなっているようで、圧縮率を最高にしても2GBを切りませんでした。したがって、USBメモリは4GB必要ということになります。 DVD-Rは4.7GBなので特に圧縮しなくても大丈夫です。 CD-Rの場合は、オプションの「アーカイブの分割」で600MB程度に指定すれば分割して作成してくれます。
ここら辺は必要に応じていじってみて下さい。
アーカイブにコメントを付加することが出来ます。とりあえず画面のように入れてみました。
「次へ」をクリック。
処理の確認画面です。「実行」をクリックします。
処理の進行状況がプログレスバーで表示されます。すぐ終わりますので待ちます。
何事もなければ完了です。「OK」をクリックします。これで、リカバリ領域のバックアップは完了です。
作成されたバックアップアーカイブファイル(この例の場合は S10e_Recovery.tib ファイル)をDVD-Rに焼き込んで下さい。
※USBメモリの場合は、あとで保存しますので今は書き込まないで下さい。
§03 ブータブルメディアの作成 (CD-Rの場合)
次に、バックアップアーカイブを実際に復元するための起動ディスクを作成します。
ツールメニューから、「ブータブルメディアの作成」を選択します。
「Acronis True Image Home (完全版)」のみチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
※Acronis Drive Cleanerは、True Image試用版で組み込むと機能しません。
「ISOイメージ」を選択して、「次へ」をクリックします。
イメージファイルのファイル名を適当につけて、保存する任意のフォルダを選択して下さい。
選択したら、「次へ」をクリックします。
処理の確認画面が出ますので、「実行」をクリックします。
すぐ終わりますので待ちましょう。
何事もなければ完了です。「OK」をクリックします。これでブータブルCDのISOファイルが作成されました。
IsoBurn等を使ってISOファイルをCD-Rに焼き込んで下さい。(※くれぐれもISOファイルをファイルとして書き込まないように)
CD-Rが焼き終わったら、ブートできるか試してみて下さい。これでブータブルCD-Rの作成は完了です。
§04 ブータブルメディアの作成 (USBメモリの場合)
True ImageでブータブルUSBを作る場合、事前におまじないが必要のようです。
■ True ImageとUSBメモリのブート (8th way to explore the world, 2009.5.12)
を参考にさせて頂きました。
- PeToUSBをダウンロードして下さい (3.0.0.7 の方で十分です)
はじめに用意しておいた4GBのUSBメモリをIdeapad S10eに挿し込んでドライブとして認識させて下さい。
ドライブとして認識されて使用できる状態になったら、PeToUSBを起動します。
画面のように、USB Removable ラジオボタンにチェック、 Format Options: の Enable Disk Format にチェック、Quick Format にチェックを入れて、「Start」をクリックします。
完了したら、ブータブルUSBの下準備ができました。
再び True Imageの画面に戻り、§03の2枚目の画像のところまで同じように進めて下さい。
ここで、「リムーバブル ドライブ」を選択して、「次へ」をクリックします。
処理の確認画面がでますので、「実行」をクリックします。
同様に待って・・・
正常に完了したら、「OK」をクリックします。
最後に、§2で作った S10e_Recovery.tib ファイルをUSBメモリに書き込みます。
これで、True Imageが立ち上がるブータブルUSBメモリが作成出来ました。
お疲れ様でした。
次のエントリーでは、作成したリカバリメディアを使って、実際にリカバリ作業を行いたいと思います。



























初めまして。今回ブログを参考にさせて頂いてます。
私もこのやり方を参考にリカバリディスクを作らせて頂いたのですが、使用方法がわかりません・・・。
私のS10eは起動させてF12を押しても普通にウインドウズ開いちゃうので、どうしたらいいか分かりますでしょうか?